はじめに:60万円の壁、やっぱり高いですよね。
「ICL(眼内コンタクトレンズ)に興味はある。でも、値段を見てそっと画面を閉じた……」 そんな経験はありませんか?
両目で約50万〜60万円。 私も最初は「いやいや、高い!」と躊躇しました。
でも、ふと思ったんです。 「この先もずっとコンタクトを買い続けるのと、思い切って手術するの。本当はどっちが家計に優しいんだろう?」
そこで今回は、感情論抜きで電卓を叩いてシミュレーションしてみました。 これから数十年続く視力生活、冷静にお金の計算をしてみましょう。
1. 【リアルな明細】ICLは実際いくらかかる?
まずは、費用の前提を整理します。 ICLの価格は、実は目の状態(度数や乱視の有無)によって変わります。
今回は、安すぎる広告価格ではなく、「私たちが実際にかかるであろう現実的な金額」
で計算してみます。
▼ ICL手術の費用内訳(税込・両眼) ※業界大手の標準的な価格設定を参考にしました。
ICLの価格は、目の状態(度数・乱視の有無)によって変わります。
広告の最安値ではなく、実際にかかりやすい現実的な金額を整理します。
| 目の状態 | 基本価格(両眼・税込) | 追加費用 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| 軽度近視(-4D未満) | 42.7万円 | なし | 42.7万円 |
| 中等度・強度近視(-4D以上) | 42.7万円 | +11万円 | 53.7万円 |
| 乱視あり(上記に追加) | — | +10万円 | 最大63.7万円 |
コンタクトを日常使いしている方の多くは、②の「強度近視(53.7万円)」に該当することが多いそうです。
さらに、今回はあえて**「一番高いパターン(強度近視+乱視あり=63.7万円)」という「一番厳しい条件」でシミュレーションしてみます。 「これより高くなることはない」と思えば、少し安心ですよね。
※「角膜が薄い」と言われた方へ ICLが合わない場合でも、「IPCL」や「フェイキックIOL」(約59万円)という選択肢があります。これらを選んでも、これからの計算の範囲内に収まりますのでご安心ください。
先に結論:ICLの回収年数は思ったより現実的
今回の試算条件(ICL=53.7万円)だと、損益分岐の目安はこうなりました。
| コンタクトの種類 | 年間費用(標準) | 損益分岐年数 |
|---|---|---|
| 2ウィーク | 年8万円 | 約7.9年(≒8年) |
| ワンデー | 年13万円 | 約4.9年(≒5年) |
「10年以上しないと元が取れない」と思っていませんでしたか?実際は5〜8年というのが現実的なラインです。
もちろん人によって「コンタクト代」「乱視用/遠近用」「購入ルート」などで変わります。以下で前提を全部オープンにします。
2. 【忘れがち!】実は「医療費控除」で戻ってきます
ここ、すごく大事なポイントです。
ICL手術は国が認めた治療なので、「医療費控除」の対象になります。
確定申告をすれば、払いすぎた税金が戻ってくるんです。
▼ 年収別・戻ってくるお金の目安
| あなたの年収 | 戻ってくるお金(節税額) | 実質負担額(63.7万円の場合) |
| 年収400万円 | 約 7.5万円 | 約 56.2万円 |
| 年収500万円 | 約 10.0万円 | 約 53.7万円 |
| 年収600万円 | 約 10.0万円 | 約 53.7万円 |
つまり、一番高いプランでも実質50万円台前半で受けられるケースが多いんです。
これを踏まえて、コンタクト代と比較してみましょう。
重要な注意点:控除額は実際「年収」ではなく「課税所得」「合算できる医療費」「保険給付の有無」などで変わります。正確な金額は税理士や確定申告時に確認してください。控除が適用されると、今回の損益分岐よりさらに回収が早まる可能性があります。
3. 年間コンタクト費用の相場
地域・ブランド・乱視や遠近両用の有無・購入ルートによってばらつきがあるため、「低め/標準/高め」の3段階で整理しました。
2ウィークコンタクト(年間)
- レンズ代:3,000〜7,000円/月 → 36,000〜84,000円/年
- 洗浄液・ケア用品:8,000〜15,000円/年
- 定期検診:5,000〜10,000円/年
- → 合計目安:5万円(低め)/8万円(標準)/11万円(高め)
ワンデーコンタクト(年間)
→ 合計目安:9万円(低め)/13万円(標準)/17万円(高め)
レンズ代:6,000〜14,000円/月 → 72,000〜168,000円/年
洗浄液:基本なし
定期検診:5,000〜10,000円/年
4. 20年間の累計コスト比較表
2ウィークコンタクトレンズの累計コスト
| 年間費用 | 5年後 | 10年後 | 15年後 | 20年後 |
|---|---|---|---|---|
| 5万円(低め) | 25万円 | 50万円 | 75万円 | 100万円 |
| 8万円(標準) | 40万円 | 80万円 | 120万円 | 160万円 |
| 11万円(高め) | 55万円 | 110万円 | 165万円 | 220万円 |
ワンデーコンタクトレンズの累計コスト
| 年間費用 | 5年後 | 10年後 | 15年後 | 20年後 |
|---|---|---|---|---|
| 9万円(低め) | 45万円 | 90万円 | 135万円 | 180万円 |
| 13万円(標準) | 65万円 | 130万円 | 195万円 | 260万円 |
| 17万円(高め) | 85万円 | 170万円 | 255万円 | 340万円 |
毎月は小さく見えるコンタクト代も、10〜20年積み上がると別物の金額になります。
改めて計算してみて驚きました。 その都度払っているコンタクト代ですが、20年積み重なると100万円以上という大きな金額になっていたんです。
6. 損益分岐年数(何年でICLが得になる?)
確定申告後のICL手術代を「53.7万円」と仮定し、計算してみました。
計算式:537,000円 ÷ 年間コンタクト費用
2ウィーク
- 年5万円(低め)→ 約10.7年
- 年8万円(標準)→ 約6.7年
- 年11万円(高め)→ 約4.9年
ワンデー
- 年9万円(低め)→ 約6.0年
- 年13万円(標準)→ 約4.1年
- 年17万円(高め)→ 約3.2年
例えば30代で手術を受ければ、40代以降はずっと「維持費ゼロ」で過ごせることになります。これって結構大きくないですか?
7. お金以外の価値:時間・快適さ・目の健康
失われる「時間」を確保できる
コンタクトの付け外しや洗浄は1日たった5分でも、20年続けると約600時間(=25日分)になります。朝の装着、夜の取り外し、洗浄・管理、旅行時の荷物(洗浄液、ケース、予備……)。この”地味な手間”が人生から消えるのは、数字では測れない価値だと感じています。
お金以外の「目の健康」の話
少し真面目な話になりますが、目の細胞についても触れておきますね。
角膜には「角膜内皮細胞」という、透明性を保つための大切な細胞があります。この細胞は一度減ると二度と再生しません。 コンタクトレンズの長期使用による「酸素不足」は、この細胞を少しずつ減らしてしまうリスクがあると言われています。
- コンタクト: 目の表面を覆うため、どうしても酸素が不足しがち。
- ICL: 目の中にレンズを入れるため、角膜の呼吸を妨げにくい。
「将来、白内障手術を受ける時に細胞が足りなくて困る」なんてことにならないためにも、早い段階で目に負担をかけない選択をするというのは、理にかなっているのかもしれません。ただし、目の状態や体質によって感じ方は異なるため、詳細は必ず眼科医に確認してください。
筆者は15年以上のコンタクトレンズ生活でこの角膜内皮細胞が不足してしまっており、2ウィークはドクターストップされ、1Dayのみ。それでもコンタクト生活ははあと数年までといわれておりました汗
快適さの変化
- 朝起きてすぐ見える
- 旅行の荷物が減る(洗浄液とさよなら)
- 花粉・ドライアイ時期のつらさが激減
- 災害時にメガネを探さずに避難できる安心感
8. デメリット・リスクも正直に
いいことばかり書くのはフェアではないので、デメリットも正直にお伝えします。
- 初期費用:まとまった金額が一度に出ます(分割払いに対応しているクリニックもあります)
- ハロー・グレア:術後しばらく、光の輪や眩しさを感じる場合があります(多くの場合、数ヶ月で慣れていくと言われています)筆者も手術して数日間は眩しさがありましたが、徐々に薄まっていきました
- 手術リスク:感染症など、確率は低いですがゼロではありません
- 術後コスト:定期検診・目薬などで年数千円〜の出費があり得ます
- 適応外のケース:角膜が薄い場合などはICLが受けられないことがあります
「怖いからやめる」でも「勢いでやる」でもなく、納得したうえで決めるのが一番後悔の少ない選択です。なお、実際にICL手術ができるかどうかについて判断するための適応検査は無料でやっているクリニックが多いので、一度検査を受けてみて最終的に判断することもできます。
まとめ:今の自分と、未来の自分のために
実際に手術を受けてみて感じたことは、みなさん口々にいうのですが「もっと早くやればよかった」手術前はびびりちらかしていたのですが、毎日快適です。
コンタクトレンズ代は、毎月かかり続ける「経費」。 ICLの手術費は、これからの快適さを買う「先行投資」と感じています。
そう考えると、60万円という金額の見え方が少し変わってきます。
「コンタクト代はかかり続けます。 もしこれからもコンタクト生活を続ける予定なら、一番若い今が、一番お得で、長く恩恵を受けられる。
最後に:迷っているあなたへ(割引のご案内)
「頭では分かったけど、やっぱり手術は怖いし、高い……」 その気持ち、痛いほどわかります。私も踏み切るまで相当悩みました。
もし、この記事を読んで「とりあえず適応検査だけでも受けてみようかな」と思われたなら、ぜひ私の紹介割引制度を使ってください。
私が受けたクリニック「品川近視クリニック」では、紹介制度を利用するとICL通常価格から【最大3万円】の割引が適用されます。 なおレーシックだと最大5万円です。品川錦糸クリニックでは紹介クーポンの利用が一番安く利用できます。
医療費控除と合わせれば、少しは背中を押す手助けになるかもしれません。
また、クーポンをお渡しする際に、もし手術に対する不安や質問があれば、私の経験の範囲でお答えすることも可能です。「経験者にちょっと相談する」くらいの軽い気持ちでメッセージをくださいね。
挨拶は不要です。以下をコピペしてそのまま送ってください。
件名:ICLクーポン希望
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また、以下は筆者が実際に品川近視クリニックで受けた際の体験談となります。よかったらご参考くださいませ。


