こんにちは、タイバンコク在住の2歳児ママひゃんこです。
「タイへの移住が決まったけれど、子供の預け先はどうすればいい?」 「バンコクのナーサリー(保育園)は日本と何が違うの?」
小さなお子さん連れでの海外生活、気になるところは『子供の預け先』ではないでしょうか。
特にタイのナーサリー事情は、日本の保育園システムとは結構違うので、最初は混乱してしまうかもしれません。
この記事では、これからタイで子育てを始める方向けに、タイのナーサリー(保育園)制度の基本から、日系・インター・ローカル園の選び方を分かりやすく解説します。
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タイのナーサリー(Nursery)とは?日本の保育園との違い
まずは、タイのナーサリーの基本的な仕組みと、日本との決定的な違いについて
ナーサリーの定義と年齢区分
タイでいうナーサリー(Nursery)とは、主に0歳〜3歳前後のお子さんを預かる施設の総称です。
多くの園では、以下のように年齢でクラス分けされています。
- Baby(赤ちゃんクラス): 生後3ヶ月〜1歳〜1歳半前後
- Nursery / Toddler:1歳、1歳半〜2歳半前後
- Pre-K / Kindergarten(幼稚園準備クラス): 2歳半〜3歳以上
【注意点】 日本のように「4月になったら一斉に進級」というルールはないところが多く、
お子さんの発達状況やクラスの空き状況によって、柔軟にクラスが決まることが多いのが特徴です。
ナーサリーと幼稚園(キンダーガーデン)の境界線
日本の幼稚園
日本だと幼稚園は早くても3歳(プレで2歳)からだけど、また、タイだと1歳半から『キンダー(幼稚園)』と呼ばれるところに入れて、お勉強も始まったりします。
また、タイの保育園でも教育要素を取り入れているところが多く、またナーサリーとキンダーガーデンが同じ敷地内にある園もあったりと日本ほど明確な境界線はない印象です。
ここが違う!日本の保育園との3つのギャップ
1. 国の統一ルール・補助金がほぼない
日本には「認可・無認可」「保育料の補助」がありますが、タイには基本的にありません。
- ほぼ全て私立:園によって方針・質・価格がバラバラです。
- 就労条件なし:親が働いていなくても預けられます。
- 補助なし:費用は全額自己負担です。駐在の会社によっては補助が出る場合もあるので要確認
2. 「保育」よりも「教育+ケア」
日本の保育園は「生活の場」ですが、タイのナーサリーは「早期教育の場」としての側面が強いです。
英語環境でのアクティビティ、知育、リトミックなどを売りにしている園が多く、「週5日フルタイム」だけでなく、「週3回の半日コース」など習い事感覚で通わせるスタイルも一般的です。
3. 園ごとの「色」が極端に違う
「ナーサリー」という名称は同じでも、中身は異なります。
- 言語環境(英語のみ/日本語あり/タイ語)
- 運営母体(日系/インター系/ローカル系)
ここが一番の悩みどころです。次の章で、この「種類」について詳しく掘り下げます。
4.わりといつでも入園可能
タイのナーサリーは、年中入園OKなところがほとんどです(人気園は一部ウェイティングあり)。
入園費用だけ払えばいつでもOK!みたいなところが多いです。
入園時期と探すタイミング
「いつから探し始めればいいの?」と不安になる方も多いですが、日本の保育園のように「4月入園」に縛られることはありません。 多くの園で、空きがあれば年中いつでも入園可能です。
そのため、「タイに来て生活が落ち着いてから探す」というスタイルでも遅くはありません。(*・∀・*)
ただし、日本人に人気の園はウェイティング(空き待ち)が発生することもあるため、候補の目星だけは早めに付けておくと安心です。
バンコクならでは!よく挙げられる「選ぶ条件」4つ(バンコクの現実ベース)
また、多くの家庭が
1)通いやすさ(距離・園バス)
2)その中で雰囲気・条件
この順番で決めている印象です。
① 園庭があるかどうか(PM2.5に注意)
バンコクは日本のように気軽に行ける公園が少ないため、「園庭の有無」を重視する家庭は多いです。
ただし、以下の時期は外遊びが制限されるので注意が必要です。
- PM2.5(大気汚染)が酷い乾季
- 雨季(激しいスコール)
- 暑季(熱中症リスク)
結局、1年の半分近くは室内遊び中心になることも。。。 園庭があるのはもちろんプラスですが、「室内遊びのスペースは充実しているか?」も併せて確認するのがおすすめです。
② 自宅からの距離
これは本当に切実な問題です。バンコクは渋滞が日常茶飯事。「距離的には近い」と思っても、朝のラッシュ時は3倍以上の時間がかかることもあります。
なので「朝夕の実際の送迎時間帯に、実際に、ムーブミーやタクシーもしくは徒歩で通ってみてシミュレーションする」ことをおすすめします。
③ 園バスの有無
スクンビット周辺などでは、マンションの下まで園バスが迎えに来てくれる園も多いです。
- 注意点: 園バス代は別途かかることが多く、やや高めです。
- 確認事項: 「子供が何分くらいバスに乗ることになるか?」は必ず確認💡
④ 園の雰囲気
HPや資料だけでは分からないのが「雰囲気」です。 先生の表情、子どもたちの活気、声かけの優しさなど。。。
私は10園くらい見学に行きましたが、それぞれ違いました。
3. 日系・インター・ローカル、どれを選ぶ?
🇯🇵 ① 日系ナーサリー(日本語重視)
日本人経営、または日本人向けに特化した園。
- メリット: 言葉の壁がなく、連絡帳も日本語。給食も日本食が多く、安心感があり。
- デメリット: 英語環境は限定的。日本にいるのと変わらない環境になりがち。
- 向いている人: 初めての海外生活、まずは親子のストレスを減らしたい方。
一例 ゆめてらす ニューバンビーノ幼稚園 オイスカ日本語幼稚園 タイさくらキッズ
💎 ② 日系英語ナーサリー(日系インター)
*「運営は日系(日本人)だが、保育は英語で行う」園や「日英保育」だったりというハイブリッドな園。最近とても人気のある選択肢です。また2026年になってバイリンガルコースが新たに新設された園が何園かあります。
- メリット: 英語環境でありながら、事務連絡や緊急時は日本語でOKというところが多い。「英語はやらせたいけど、いきなり完全なインターは不安」という方に
- デメリット: 生徒の日本人比率が高いため、子供同士の会話は日本語になりがち。
- 向いている人: 英語環境と、親の安心感の「いいとこ取り」をしたい方。
一例 メロディー幼稚園 キラキラキッズ幼稚園 キッズアカデミー
🌏 ③ インターナショナル(インター)
英語をメイン言語とする園。先生や園児の国籍も多種多様です。
- メリット: 日常的に英語や異文化に触れられる。将来インター校を考えているなら◎。
- デメリット: 親の英語力も多少必要。子供が慣れるまで時間がかかることも。
- 向いている人: 英語環境重視。考え方は日本と違う面がやはりあるので多少の戸惑いも成長と捉えられる方
一例 リトルツリーナーサリー PREP
リトルツリーナーサリーは日本人通訳さんがいらっしゃいます(常駐ではない)
Googleマップで「kindergarten」「International school」「Pre-school」等検索すすとたくさんでてくるかと
🇹🇭 ④ ローカルナーサリー
タイ人経営で、主に現地の子供たちが通う園。
- メリット: 学費が比較的安い。タイ語・タイ文化に馴染める。
- デメリット: 日本語はほぼ通じない。先生との意思疎通が難しい場合がある。
- 向いている人: コスト重視。ローカル文化にどっぷり浸かりたい方。
①から④の園の他にもまた、タイ語と英語保育の保育園もあります。
4. 失敗しないためのチェックポイント
最後に、ナーサリー選びでよくある勘違いと、大切な心構えをお伝えします。
よくある勘違い
- ❌ 「英語環境に入れれば、ペラペラになる」
- 実際は、クラスの日本人の多さや先生の質に大きく左右されます。
- ❌ 「高い園=良い園」
- 値段と質は必ずしも比例しません。設備は古くても、先生の愛情が深い園はたくさんあります。
- ❌ 「日本人が多い=安心」
- 日本人が多いと安心な反面、日本人コミュニティ特有の人間関係が発生することも。合う・合わないは人それぞれです。
「見学」をしてから決めるのがおすすめ
タイの保育園はLINEやメールで見学予約できるところが多いです。
5見学で見るべきチェックリスト
「見学に行っても、何を見ればいいか分からない…」 下記個人的に感じたチェック項目です。ご参考になれば幸いです。
① 安全・衛生面
- [ ] 入口のセキュリティ(部外者の出入り管理は?)
- [ ] 室内の安全性(棚の高さ、家具の角、おもちゃの管理)
- [ ] 体調不良時のルール(発熱・感染症の対応)
- [ ] 清掃状況(床、トイレ、おむつ替えスペースは清潔か?)
② 先生・ケア体制
- [ ] 先生の人数と雰囲気(笑顔はあるか?声かけは丁寧か?)
- [ ] 泣いている子への対応(放置されていないか?)
- [ ] 親への報告体制(連絡帳はあるか?写真共有や、食事・排泄の報告は?)
③ 言語環境(ここを重視する人は要確認)
- [ ] 園のメイン言語は何か
- [ ] 日本語が話せる先生・スタッフはいるか(いると安心度が上がります)
- [ ] 園児の国籍比率(日本人の割合で、実際の英語環境は変わります)
④ 生活・食事・睡眠
- [ ] 給食か弁当持参か/アレルギー対応は?
- [ ] 昼寝環境(静かさ、寝具の清潔さ)
- [ ] おむつ・トイトレの方針
⑤ 外遊び(バンコクの事情)
- [ ] 園庭はあるか(または屋外遊び場の確保)
- [ ] 室内遊びだけで完結していないか
- [ ] 外遊びの頻度(毎日? 週数回?)
⑥ 通いやすさ(地味に最重要)
- [ ] 毎日の送迎ルートに無理はないか(渋滞考慮)
- [ ] 持ち物の量は?(親の準備負担)
- [ ] 休んだ日のフォロー(振替制度はあるか?)
まとめ
タイのナーサリーは「選択肢が多く、自由度が高い」です。
まずは「通いやすさ」で候補を絞り、「見学」で雰囲気を確認する。 もし合わなければ、転園することもタイでは珍しくありません。
【よくある質問】タイのナーサリー選びQ&A
Q. タイのナーサリーは何歳から預けられますか?
A. 園によりますが、生後3ヶ月から可能な園があったり1歳半頃から受け入れ可能な園があったりと様々です。
日本のように「4月入園」という決まりはなく、空きがあれば年間を通していつでも入園できるのが一般的です。
Q. 親が働いていなくても入園できますか?
A. 可能です。タイのナーサリーは基本的に私立で、日本の認可保育園のような「就労証明書」は不要です。習い事感覚で週1回から通わせるご家庭もあったり。
Q. 英語が話せなくてもインターナショナル園に通えますか?
A. 可能ですが、園によってサポート体制が異なります。
日本人スタッフがいる園や、親との連絡は日本語対応可能な「日系英語保育」の園を選ぶと安心。
完全なインター系の場合、親にも最低限の英語力(メールや面談)が求められることがあります。
Q. 人気の園はウェイティング(空き待ち)がありますか?
A. はい、日本人に人気の日系幼稚園や一部のインター園では、ウェイティングが発生することがあります。特に1歳〜2歳児クラスは埋まりやすいため、渡航が決まったら早めに問い合わせや見学予約をすることをおすすめします。
Q. バンコクの園バス事情について教えてください。
A. スクンビット周辺の多くの園で送迎バス(有料)が運行されています。
ただし、渋滞が激しいバンコクでは乗車時間が長くなることもあるため、見学時に「自宅マンションまでのルート」と「乗車時間」を必ず確認してください。

